by waruwagon プロフィール
Taku 29歳 独身 ドS
僕はきっと、世界一幸せななニートだと思います。 2006年10月より550日間世界一周旅行中。アジアもヨーロッパも中東もアフリカも南米も南極も中米もカリブ海もとっても思い出深いです。 ちょっと「わるのり」で地球2周目の冒険へと出発しましたが、遂に日本に帰国することに致しました。 まもなくわるのり最終回。 いままで、応援ありがとうございました! **************** 現在お嫁さんを募集中! ・日本語が話せる健康な方を募集しています ・未経験者優遇 ・経験者歓迎 ・楽しい職場です ・日本食が作れると素敵 (仕事の性質上、今回は女性のみの募集となります) **************** ※定員に達しましたので募集を終了します。欠員が発生した場合、再度募集を開始いたします。 お嫁さん応募、他応援メッセージなどメールいただけると飛んで喜びます。 warunori@gmail.com **************** カテゴリ
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アラビアの秘境イエメンに来て10日が経ちました。 イエメンの首都サナアにまだいます。 この国"ヤバイくらい素敵"っす。 普通、首都といえば東京のように人が多くて物価が高かったり、デリーのように悪人が大半を占めていたりとあまり観光客にとって良い街ではないのが一般的ですが、ここ主とサナアはとにかく人が優しい上に、物価も安くて清潔でメシも美味い!国民の半数が大型ナイフを腰に挿しているくせに同時に笑顔も携えてるので治安も最高に良く、財布を手にして夜の街をフラフラ歩けるくらいです。 イエメンは地方に行くと部族民しか立ち入れない土地があったり、村人全員がAK-47ライフルを持ち歩いていたりと言った理由で立ち入り禁止区域や警官の護衛が必要なエリアが国土の大半を占め、部族民も外国人を警戒するような部分もあると聞き、交通機関も外国人向けではないため自由旅行はなかなか難しいのですが、首都サナアでも十分満足できる気がします。(ちなみに地方にも今後行きますが・・・) 特にサナアの旧市街はまるでドラクエの世界のような町並みで、市民は非常に人懐っこくて写真好き(男性限定)、僕もイエメンの民族衣装の腰巻とターバンを着用し、片言のアラビア語でコミュニケーションに励んでいます。特に旧市街のスーク(市場)は面白くて衣装スークやお菓子スーク、刃物スークや家具スーク、はたまた干しブドウだけを扱った干し葡萄スークなど一日見て廻っても飽きません。いつもテケテケ歩いては写真を撮り、干し葡萄を貰い、パン焼きスークで焼きたてのパンを買い食いし、コーラを飲んで日陰で休んだりと世界遺産の旧市街を遊び歩いています。 ちなみに市場や人がごった返す場所はスリや置き引きなどが多いのが一般的ですがここはイスラムofイスラム!イスラム法では盗人は腕を切られることになっているので盗人はいないのです。正確にはたまにいるけど本当に腕を切られて広場に晒されるそうで・・・。 で、悪い奴は皆無かというとそれは違ってアラブ商人はさすがに手ごわい。言わないとつり銭は返してくれないし、食事の会計は大雑把なので(勝手に切り上げたり切り下げたりする)イスラムだからと気を抜いていると痛い目にあいます。まぁ可愛い範囲ですが。 とにかく見所は旧市街くらいしかないのに友達もいっぱいできて快適な首都サナア。そろそろ丘を降りて砂漠の摩天楼シバームに向おうかなぁと思いつつ、交通機関が良く分からないのでダラダラっとしています。やっぱり車をチャーターしないと行けないのだろうか? ところで車といえばここではTOYOTAのランドクルーザーが大人気!砂漠が多く他部族の襲撃に備え岩山の上に町があるイエメンでは確かに役立つけど、アラブ最貧国の割には多いなぁと思っていたら・・・あっ、これは良く見たら手書きじゃん!ってかスズキじゃん! ===========Dear AS イエメンのダラダラ歩き方♪ 首都サナア編=========== イエメンに関するガイドブックは"地球の歩き方(アラビア半島)"と"旅行人(2005年冬号)"が日本語書籍で出版されているが、どちらも実際に旅するにはあまりに無力。情報は足で集めよう!と言うかそれ以外手段は無い。 〔基本情報〕 1YR(イエメンリエル)=0.60円 1$=198.8YR (2007.5 現在) ATMはサナア市内のArab Bankのみ使用可能だったがUS$の引き出しのみ可能(Plus系) 両替所はアフリカ系移民が多いのでタハリール広場周辺にはかなりある。 電気、水道共に供給は非常に安定している。 イスラム教はシーア派系ザイド派(北部)とスンニ派系シャーフィー派(南部と砂漠地帯) 両派に宗教的対立はないのでテロ等の危険はほぼ無い。 〔入国編〕 ビザは空港で入手可能。30$or5500YR。YR払いの方が有利なので銀行で両替してから購入がオススメ。空港の両替所もレートは決して悪くない。なお空港はバスケのコート並の規模。 ルール上は往復航空券が必要だが片道航空券でも問題なく入国できた。イラン・パキスタン入国記録がある人は尋問があると言う話だったがこれも問題なし。但しイスラエル入国印がある人は100%入国不可。 〔市内まで〕 サナア中心地まではは乗り合いワゴン(ダッハーブ)で20YR+20YR(30min)、途中ハサバで乗り換える。新市街に行く場合はタハリール広場下車、旧市街はバーバルヤマン下車。タクシーを利用した場合800YR~ 〔新市街に泊まるか旧市街に泊まるか?〕 新市街はホテルも安くて綺麗、ホットシャワーもじゃぶじゃぶ。レストランやネットカフェも多いがホテルは伝統イエメン建築ではないので風情が無い。 旧市街は何百年の歴史ある建物に宿泊可。お値段は新市街の倍くらい。但し建物は汚く食事にもネットにも不便。水道の水はちょろちょろ。基本的にはバス、トイレは共同。但し最上階のカート場からの景色は最高。 新市街と旧市街は散歩にはちょうど良い距離なので新市街宿泊で旧市街に散歩に行くのがオススメ。 〔新市街のホテル〕 1.マナハ・ツーリズム・ホテル(Manakha Tourism hotel) S-800YR D-1400YR 共同シャワー・トイレ 軍事博物館近く、情報ノートあり(但し最近の書き込みは少ない) 部屋は清潔だが古い、横柄な従業員がいる。日本人多し。シャワーちょろちょろ。 2.アル・ナスール・ホテル(Al Nasr hotel) S-1200YR(共同) Tr-2000(共同) タハリール広場の東、スークの入り口あたり。 清潔で従業員の感じもいい。日本人もたまにいる。情報ノートもあるらしい。 3.アル・バトゥール・ツーリスト・ホテル(Al Batool Tourist Hotel) S-多分無い Tr-1800(シャワー・トイレ付き) タハリール広場南GPOの真裏。マネージャーは英語可。 キオスクまで5秒、レストラン街まで30秒、ネットカフェまで1分で立地最高。 新市街、旧市街あわせ10軒以上のホテルを見たがここに勝る場所なし。 フロントのガキがムカつくがマネージャーは優秀で親切なパパ。 ホットシャワーじゃぶじゃぶ。外国人客はこの10日でポーランド人2人のみ。 〔旧市街のホテル〕 1.オールド・サナア・パレス・ホテル(Old Sana'a Palace Hotel) S-10$ D-20$(シャワー・トイレ共同) 旧市街で日本人客多し。マネージャーは英語が達者だがちょっと強引。 眺めは良いが電気はすぐつかなくなるし水はちょろちょろ。 空気の薄いサナアで6階の部屋に登るのはかなり体力的にしんどい。 〔市内交通〕 乗り合いワゴンのダッハーブは1回20YR。アラビア語で路線が書いてあるがあんまり参考にならない。近くの人に目的地を連呼し教えてもらうのが一番。どこでも乗り降り可能。慣れると素晴らしい足になる。 でも新市街と旧市街の見所を廻る分には徒歩で十分。地球の歩き方の地図は勿論あてにならない。方角の参考程度に。旅行人2005年冬号のイエメン特集の地図は市内はほぼ正しいが、乗り合いタクシー乗り場などは参考程度に。 〔食事〕 食事はアラブの中ではかなり期待して良い。ヨルダンよりエジプトよりパキよりモロッコより美味い。味付けはイラク料理風でそんなに辛くは無い。但し、イエメン人は昼飯をがっつり食べて夕食はサンドウィッチ程度で済ます人が多いので夕食時に行くと何にもない場合があるので注意。酒は宗教上の理由でご法度。シェラトンホテルに行く以外まず飲めない(涙) 〔物価〕食費は1日600YRで十分(360円くらい) 肉料理(普通の食堂) 200YR 魚料理(普通の食堂) 200YR 野菜料理(豆・イモなど) 100YR ピラフ(ビリヤーニ) 100YR サルタ(野菜鉄鍋炒め) 100YR サルタ(肉) 200YR~ ホボス(アラビアパン) 5~40YR ミネラルウォーター(1.5L) 50YR コーラ(350ml ビン) 30YR シャーイ(紅茶) 10YR 生絞りマンゴージュース 100YR メロン1個(大) 100YR マンゴー(1kg) 200YR タバコ(ローカル) 150YR タバコ(マルボロ) 250YR カート(覚醒作用のある葉) 200YR~ ハンバーガー(牛・卵・チーズ) 200YR フライドチキン(ポテト・パン付き) 250YR 〔ツーリストポリス〕 サナア市内から出るにはツーリストポリス発行の許可書(パーミッション)が必要。ツーリストポリスはハサバダッハーブ乗り場の近くの観光省関係のビル(Ministry of Tourism)の近くの掘っ立て小屋にある。非常に分かりにくい場所にあるのでこれを代行しようとする旅行会社いるが、タチが悪い所が多いので極力自力で行こう。要パスポートコピー&ビザコピーと英文による旅行日程表(てきとーで良い)。発行は無料だがたまに小遣いをせびられるが払う必要は無い。パーミットはすべてアラビア語なので何が書いてあるか一文字も分からないが最低20枚はコピーを取っておく事。各検問所で1枚ずつ奪われる。コピーはタハリール広場周辺で3YR。 〔女性の旅行〕 イエメン人は敬虔なイスラム教徒なので現地の女性で顔を出している人はほぼいない。アフリカ系移民以外で働いている人も皆無。外出時には女性は最低でもショールを着用した方が良い雰囲気。現地人の黒装束はスークで2000YRくらいから買える。けっこう着心地は良いらしいが安い物は静電気ビッチビチ☆ 〔その他〕 サナアの日差しはキツイ。帽子必須だし美白キープなら強力な日焼け止めを。砂漠気候なので乾燥具合もハンパではない。なおサナアは標高2400mの高地で更に緑が少ないので、地球上の他の地域の70%しか酸素が無いらしい。よって高山病や息切れが起こりやすいらしい。俺はもっと標高の高いフンザに1ヶ月いたので高地順応しており全然気にならないが・・・
by waruwagon
| 2007-05-10 03:20
| 12.イエメン
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