わるのり-地球一周リアルタイム旅行記-
2008-12-23T04:38:49+09:00
waruwagon
チケット破ってキスして永住?? まがった事が大好きで、いつも社会の抜け道を探してます。ラブワゴン同乗者求む。 ※あいのりデヴィのDVDではありません
Excite Blog
世界一、幸せ。
http://waruwagon.exblog.jp/9867457/
2008-10-06T02:40:00+09:00
2008-12-23T04:38:49+09:00
2008-10-06T02:41:28+09:00
waruwagon
54.そして故郷へ
帰国前日にバンコクにて"ものもらい"悪化による緊急手術を余儀なくされ、本当にバタバタした帰国になり、正直じーーーんと来る余裕はありませんでした。でもやっぱりそれは、僕の旅のゴールはガラパゴスで見つけたからだったのだと思います。そこからのダイビング旅行は、世界一周を頑張った自分へのご褒美、エピローグだったのだと思います。
僕はこの旅に、自分への成長や発見を求めてはいませんでした。
ただ楽しみたい、やってみたい、ずっと夢だったから、この長い旅にでました。
本当に楽しかった。
かけがいのない時間達でした。
毎日が本当に楽しくて新鮮で、笑ったり、驚いたり、怒鳴ったり、悔しがったり、甘えたり、好きになったり、嫌いになったり、悲しんだり、泣いたり、やっぱり笑ったりした時間たちでした。
毎日、正直に感情が溢れ出す、そんな日々を2年間も過ごすことが出来ました。
たまたま偶然、同じ夢を持ち、たまたま偶然、同じ時期に世界に旅立った仲間達。
あなた達とめぐった世界、語り合った想い、奪い合ったシェア飯、廻しあった・・・、救いあった命...一人旅だなどと言いながら、ぼくは決して孤独だと思わなかったのは、同じ夢を持った仲間達がいたからです。
国籍を越え、宗教を越え、言語を越え、年齢を越え、共に国境を越えた、
この旅で出会ったすべての旅人たちに最大級の感謝を。
突然、放浪の旅に出ると言い出した僕に、Takuらしくていいじゃないかと背中を押し、気持ちよく僕を送り出してくれた友人たち。
ただの一度も「帰って来い」とは言わなかった、「心配だ」とさえも言わなかった、僕を信頼してくれている、とても心の強い家族。
僕のことを知らない、でもこのブログを読んでくれ、影ながら応援してくれていた誰か。
日本で僕を応援してくれていた皆様に最大級の感謝を。
僕はきっと、この旅で「生きる」ということを知りました。
それを言葉で表現することは、僕には出来ないのだけど。
でも僕は、この旅があったから、いま、生きるのが楽しくて仕方ないのです。
せいいっぱい、いっしょうけんめい、僕は明日を生きます。
2年間、本当に毎日幸せでした。
そしていま、僕は世界一、幸せな男なのだと思っています。
ただいま。
愛を込めて。]]>
だから、僕は胸を張って日本に帰ろう
http://waruwagon.exblog.jp/9816044/
2008-09-28T23:27:00+09:00
2008-10-06T01:01:24+09:00
2008-09-28T23:28:12+09:00
waruwagon
53.地球2週目
子供の頃から外国に興味があった。
なるほど・ザ・ワールドが好きだった。ミステリーハンターになりたかった。
きっといつか、テレビで見た景色に出会えるんだと思っていた。
そして時は流れ、27歳の僕はつまらない人間になっていた。
朝起きるのが憂鬱だった。仕事の話をすることが嫌いだった。喫煙所が唯一のオアシスだった。仕事が嫌いなわけじゃないけど、でも別に、会社なんて、社会人なんてそんなものだと思っていた。
彼女がいる時期があったり、なかったり。いたらいたで楽しいけど、別にこの人と結婚するわけじゃないしな、と避妊にだけは気を使い軽い付き合いをしていた。
そんな時、ある恩人との会話で、僕は僕の夢に触れた。いつか世界を見て周りたいのだ。バックパックひとつを背負って予定も決めず世界中を周りたいのだ。きっと涙を流さずにはいられないような景色に会えるはずなんだと。僕の話を楽しそうに聞いていた彼はひとこと言った。
「その夢はいつかなえるの?」
カラダに衝撃が走る。いつ?いつだろう。でも今は仕事が安定してるし、アパートの更新もしたばかりだし…。言い訳を必死に考えても、それは虚しいばかりだった。
「早くいけるといいね。帰ってきたら話を聞くのが楽しみだよ。」
数ヵ月後、僕は大きなバックパックを背負い成田空港に居た。
結局僕がいま持ってるものなんて、いつだって手に入るものばかりなのだ。失ったらまた手に入れればいい。他人と同じ人生なんて嫌だ。僕には僕にしか手に出来ない人生があるはずなんだ。それを手にするチャンスが、いま来たんだ。
不安はないかと聞かれたら、きっとそれは不安だらけだったと思う。
帰ってきて働き口はすぐみつかるだろうか。仕事の勘が戻るだろうか。友達との会話についていけるだろうか。それ以前に、無事に日本に帰れるのだろうか。
でも今にして思えば、日本で充実した人生を送っていないのに「いまのままでいいや」と思っていた、いままでの僕のほうがよっぽど心配だったよ。
何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。
僕が選んだ夢は、僕が捨てたすべてより、きっと価値があったのだと思う。
そう、信じている。
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プロダイバーになった理由
http://waruwagon.exblog.jp/9777278/
2008-09-23T19:37:22+09:00
2008-09-23T19:38:01+09:00
2008-09-23T19:38:01+09:00
waruwagon
53.地球2週目
ちなみにこのダイブマスター、僕のパソコンで入力しようとすると「だいぶマスター」と変換されてしまい、なんか亡き親を継いだ喫茶店を継いだ不肖息子が常連さんに「若造!」怒られながら成長し1年2年と経ってやっと常連さんに「○○くんもだいぶマスターらしくなってきたじゃないか」と認められ、それ以来"マスター"と呼んでもらえる様になった…という涙×涙なストーリーがぱっと浮かんでしまいました。
まぁ、それはいいとして。ダイブマスター。響きがいいね!
DiveMaster。海のマスターって感じ?
…あぁダメだ。もう頭の中に喫茶店のマスターしかイメージできなくなってしまった。
それはともかく、なぜぼくがこんな苦労をしてまでプロダイバーになろうと思ったのか。
それはダイビングが好きだから。
スクーバダイブは楽しい。もうそれは掛け値なしに。
世界中の海は色々な表情を僕に魅せてくれました。
海で出会った仲間達もいい奴ばかりでした。
最愛の女と引き合わせてくれたのもダイビングです。
是非、一生続けたい。一生楽しみたいと思っています。
でも僕は、ダイビングが決して安全なスポーツじゃないと思っています。
むしろスポーツの中ではかなり危険な、それも命や後遺障害に繋がる事故がいつ起こってもおかしくない、危険と隣り合わせのスポーツだと思っています。
きちんとルールを守って、ガイドと一緒に潜っていても、僕は過去に3回、僕かバディの身が危険に晒されたことがあります。場合のよってはそれは生命に関わる事故に発展していたかもしれないし、減圧症か肺の過膨張障害で一生障害を背負うことになったかもしれません。幸いにして、そうならなかっただけで。
ダイビングは好き。でも危険でもある。
いつかは家族で潜りたいし、子供だってジュニアダイバーにして海の中の世界を見せてあげたい。
そうであれば、自分が出来る限り技術と知識を身につけ、より安全に楽しもうと思いました。
それがプロダイバーになる、という理由でした。
それ以外に安全に潜る方法がないのか、といえばそれはもちろんあるでしょう。
それ以前にダイビングが危険だと感じない人もたくさんいると思います。
事実、ダイビングの講習では『ダイビングはとても安全なスポーツです』と教えられる訳だし。
海の女神様に愛され、世界中で"Lucky Diver"と呼ばれてきた僕だけど、最高の海で死ねればそれも本望と思ってきたことも事実だけど、でもやっぱりずっと安全に潜って生きたい。
だって世界の70%は海なんだもん。
潜り切るなんてことはないのだから。]]>
イェーイ!ジンベイザメGet!!
http://waruwagon.exblog.jp/9688023/
2008-09-11T23:22:38+09:00
2008-09-11T23:23:15+09:00
2008-09-11T23:23:15+09:00
waruwagon
53.地球2週目
元々タオ島をダイブマスターの講習に選んだのもこのジンベイ様が現れる可能性があるから。そんなタオ島でもここ40日ほどジンベイは影を潜めておりましたが…
ふっ、世界を股に駆けたラッキーダイバーの実力を見たか、ジンベイよ!
ちなみに今日は「水中マップ作成」という地味な課題でダイブマスターと一緒に岩などを描写しておりましたが、ジンベイの姿を確認したら猛ダッシュ!課題は最低点でしたが、ここで走らなきゃダイバーじゃない!
最近、マンネリ気味でダイブへの情熱を失いかけていた時のジンベイザメの襲来に、やっぱり僕は海に愛されてると痛感しました。
やったー!!!]]>
そして僕はプロダイバーになります
http://waruwagon.exblog.jp/9624422/
2008-09-03T23:28:02+09:00
2008-09-03T23:28:36+09:00
2008-09-03T23:28:36+09:00
waruwagon
53.地球2週目
相棒は無事、大金を握り締めて帰って参りました。
本人いわく「もう旅行も終盤。お金があって困ることはあるまい」と申しておりました。
ふてぶてしいやつめ。。。頼りになるけどね。
という訳で私はタイ。
はい、噂によると現在「非常事態宣言」が出ております。
正直、はぁぁぁ?って感じですけど。
ちなみに、いまいるところは首都バンコクではなく、はるか南の小島タオ島です。
とりあえずタオ島は平和ですし、透明度もまずまずです。
実はここで今日、レスキューダイバーの資格を取得しました。
パチパチパチパチ!
んで、明日からダイブマスター(プロダイバー)の講習が始まります。
ひさしぶりのお勉強地獄に、毎朝3時起床で頑張っております。
これも考えようによっては、日本に帰る前の社会復帰の一環。
なんでプロになろうと思ったかは...また時間がある時にも。
さってと、宿題しなきゃーね♪
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謝れというなら謝ります。土下座だってします。
http://waruwagon.exblog.jp/9576356/
2008-08-29T13:39:00+09:00
2008-08-30T18:11:05+09:00
2008-08-29T13:40:27+09:00
waruwagon
53.地球2週目
そう!
ここは!!!!!
バーンコーック!!!!
戻って参りましたタイランド。僕が一番好きな街!
日本に戻る?
ノンノンノン!
イェーイ!
地球2周目に突入だぜ!!!
・・・というハイテンションなコメントと共に、バンコク各所で跳ね回る僕の写真を掲載しようと思っていたのですが、現在そんなテンションではございません。
えーーーっと。
この旅を共に過ごし、苦しい時も楽しい時も、雨の日も風の日も、初旅行から一緒。今回もアジアからヨーロッパ、アフリカ、中南米と一緒に旅をした、まさしく最愛のパートナーと言ってよい僕のバックパックくん(10歳)が家出してしまいました。
おーーーい。帰っておいでよーーーー。
どこに隠れてるんだよぉーーーー。
ぐすん。
ロストバゲージ確定。。。
地球2周目とか図に乗っていてすいませんでした。
まっすぐ日本に帰るべきだったと思います。
その意見は仰るとおりだと思います。
完全に日本という故郷を素通りしてすいませんでした。
とりあえずアトランタで乗り遅れたことは確定のようだったのですが、次の便に載せたといっていたに未だ行方不明。パンツもシャツもコンドームも全部あの中なんですが。。。
とりあえず困っちゃったので大韓航空に相談に行くと、
「はいはい。とりあえず規定だから50ドルあげるわね。
出てきたら連絡するわ。どこにあるかは分からないわねぇ。おほほほほ。」
なんて仰っておりましたので、相談から恐喝示談へと態度を改めるざるを得ず、まぁとりあえずの謝罪金100ドル。さらに荷物が発見されるまでの補償金毎日100ドルずつニコニコ現金払い。という形で収めました。
やれやれ。旅好きなパートナーも困ったなぁ。
まぁ旅好きは知ってるから仕方ないけど、「もうちょっとしたら」出て来いよ。]]>
笑顔と共産主義の相関性
http://waruwagon.exblog.jp/9547461/
2008-08-26T09:42:00+09:00
2008-10-06T00:45:38+09:00
2008-08-26T09:43:10+09:00
waruwagon
52.キューバ
カリブ海最大の島キューバ。
本州の半分くらいありそうなこの国は、もしかしたら世界で最も異質な国なのかも。
カストロ議長が治めるアメリカに最も近い共産主義国。チェ・ゲバラが革命を起こした国。核弾頭ミサイルをアメリカの喉元に突きつけキューバ危機を起こした国。ヘミングウェイが愛した国。コヒーバに代表される葉巻の国。カリブ海の真珠と譬えられる美しい海を持つ国。
僕にとってはやぱっり共産主義を肌で感じることが出来たことが一番大きい。共産主義の理想、そして現実とのギャップ。経済封鎖などアメリカにイジメ抜かれた国の現状から感じるものは大きかった。
首都ハバナの町を眺めると、植民地時代の面影どころか何百年前にタイムスリップしたんじゃないのか、なんて町並みが残っている。というより、それしかないというのかな。一応、世界遺産に指定されてるけど、無理して残そうとして残ってる町並みじゃない所がすごい。それで街を走る車の半分はクラシックカーのアメ車。経済封鎖によって圧倒的に物不足のキューバでは新車なんてトンデモナイ。半世紀以上前の車が今でも現役で走ってるのだからすごい。家も車も、大事に使って直していけば何十年、100年経っても使えるんだ。今あるものだけだって、十分に生活できるんだっていう気概が感じられる。
そして人は黒人、混血、白人。みたところ4:3:3といったところだろうか。彼らは驚くほど生活距離が近くて、友達同士はもちろん、黒人と白人のカップルもいっぱいいる。一説によるとキューバは人種差別がない国なんだって。もちろん根底で100%ないかといわれたらきっとあるんだろうけど、収入格差が少なくて持ってるものが一緒だったら、人種差別が生まれにくいのかもしれないとは思った。
そんなキューバ、いいところだらけな訳はもちろんなくて、しっかりと現実は厳しい。まずモノがない。電化製品や娯楽商品はもちろん、本も食べ物だってなかなか見つけることは出来ない。地方に行くと特にそう。それにあったとしても値段がすごい。人民向けのお店ではピザが一枚20円、アイスや美味しいコーヒーなんて4円で食べられるのに、韓国製14型テレビが4万円くらいしたりする。旅行者向けのお店でコーラやビールやちゃんとした食事をしようと思ったら15倍~24倍くらいはしちゃう。僕らは外国人だから仕方ないけど人民だって欲しいものはあるし食べたいものだってあるだろう。でも月収2,000円といわれてる彼らが買える訳はないし、そもそも彼らが持つ人民ペソではそういう買い物は出来ないのだ。
経済封鎖をはじめとする資本主義国のイジメで、国民全員にモノがいきわたらず、ごく一部の人が富を得ている(ように感じる)、努力しても手に入らない(だろう)。
そんなことが興味深くて、色んな人に話を聞いてみたけどハッキリしたことはちっともわからなかった。例えば外国人相手に商売をしているタクシーの運転手と普通の人民ではどう考えたって100倍くらい受け取るお金が違う。それをどう是正しているのだろう?職業選択の自由はあるのだろうか?税制は?家はどうやって決めてるの?分かったことは分からないということだけ。
共産主義に対する考え方もそうだ。共産主義というのは隣人のために汗を流し、国民全員でHappyを目指そう、みんなで助け合って生きていこうという理想をゴールにしてるのだと思う。でもじゃあなんでコジキが居るの?ある人はカストロ議長を親愛してるし、ある人は「ゲバラはドリーマーなのさ」と鼻で笑っていた。教育に関しても分からないことがいっぱい。学校らしいが学校はほとんど見かけなかったし、病院だって。
でも僕はきっと分からなくていいのだと思う。理解できなくて当然なのだ。東には東の共産主義には共産主義のルールと慣習があって、彼らはその中で価値観を見いだしている。僕は極東の、日本という資本主義の国に生まれてその価値観の中で生きている。2年旅をしてなんだって分かってるフリすることはできるけど、本当は分からないことがいっぱい。それが本当の理解なのかもしれないと気付いた。気付くのに2年もかかっちゃったけど。
でもひとつ。キューバ人の笑顔は底抜けに明るくて、この国の治安は抜群に良い。僕は彼らの笑顔にいつも幸せな気持ちにさせてもらった。それだけでもこの国は偉大な国なんだと思う。
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俺とサメとブルーホール
http://waruwagon.exblog.jp/9460622/
2008-08-16T09:04:00+09:00
2008-08-16T13:48:45+09:00
2008-08-16T09:05:09+09:00
waruwagon
50.ベリーズ
よし!もっと近づけ!こっちに来い!
ベリーズにいます!
…えっと、説明しますね。
ベリーズってのは中米の小国です。
そもそも中米には全部で7つの国があります。
パナマ運河がある交通の要所パナマ、マヤ文明の遺跡がいっぱいある民族色強いグアテマラ、永世中立国で自然が豊富なコスタリカ、この辺は知ってる人もいるかもしれませんが、他にホンジュラス、エルサルバトル、ニカラグアという"内戦×紛争"ぐらいのイメージしか持てない国があって、特にこの3国はあんまりに見所がないから旅行者には『中米のパセリ』だなんて呼ばれています。
ベリーズもまぁそんな小国です。
でもここには一応、世界遺産があります。
それが『ベリーズ・バリア・リーフ』
バリアリーフってのは珊瑚礁の形態で、外洋からの波から陸地を守るように発達した「堡礁(ほしょう)」のことです。ちゃんと生きた珊瑚礁でそれも素晴らしく美しいのですが、もういっこブルーホールという大穴が海に空いている場所があります。一説によると隕石の落下で出来たとか…。それは眉唾にしても、このブルーホールには大サメが巣を作っていて、中米のダイビングスポットでは一番の有名どころとなっています。
という訳でベリーズという小国を訪れようという旅行者はほぼダイバー。ビザ代50ドル、出国税20ドル、ブルーホール入場料40ドルをものともしないダイビング馬鹿ばっかりが遊びに来ています。当然僕も、そのバカの一部です。
そんなダイビング馬鹿ばかりが来るせいか、どうもここのダイビングはムチャクチャをします。まず潜水深度が43メートル。ダイビング協会の規定を完全に無視。場合によっては50メートルを越えることもあるとか...うーん、いっぱい死んでるんだろうな、この穴。くわばらくわばら。
水深43メートル。みんなちょっと窒素酔い
でもダイビングは期待以上!バディーもたまたまインストラクター組むことが出来て、どんな場所でも行ける最強チームで、いろいろやってきました。水深40メートルでサメさわっちゃった♪えへ♪
3本で190ドルという超高額ダイブ、そしてベリーズ人は中南米で最悪の方々ばかりでしたが、ダイビングが良ければそれで良し。思いっきりカリブ海を満喫した一日でした。
MaxDepth記録更新。140フィート!
2本目からは普通の20mダイブ。美しい海です
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僕はリゾートというものを間違えていたかも知れない
http://waruwagon.exblog.jp/9392158/
2008-08-07T12:47:00+09:00
2008-08-07T12:57:41+09:00
2008-08-07T12:47:34+09:00
waruwagon
49.メキシコ
さて、イモでも洗うか…
毎日暑い日が続きますね。
日本もずいぶん暑くて大変だと聞いています。
お互い暑い夏をなんとか乗り切りましょうね。
で、こんなこと言ってはなんですが、正直な僕の気持ちを言うと...
「いいじゃん、君たちの家にはエアコンあるんでしょ?!」
…と、言いたい。
だってさぁ、メキシコの物価は思った以上に高くて、その中でも最も高いカリブ海リゾートに居る僕にとってエアコン付きのホテルは夢のまた夢。そんなホテルの泊まろうと思ったらUS50ドルくらいしちゃう訳です。ついこのあいだまでエクアドルでは永遠の春と呼ばれる気候の中、1泊3ドルのシングルだったのに(涙)
ただでさえもダイビングはお金のかかるスポーツでしょ。いま1日1万円くらい使ってるんだよ!さすがに持たないって!!まったく、記憶にしか残らないのに困ったスポーツにハマってしまいました。
さて気を取り直してここはメキシコ、リゾートエリア。
100回考えてもアメリカ人のためだけに開発されたであろうこのエリアは、ほぼ100%英語が通じる、中南米でもレアなエリアです。アメリカ人が安心して滞在できるように街の治安もとてもよく、夜中に2時過ぎまで歩行者天国は人で溢れかえっています。本当にこれは誇張ではなく『いったいどこからこんなに観光客が...』と思うくらい人、人、人...。ディズニーランド閉園間際のお土産物ゾーンのような人出が毎日続いています。そしてそんな人達が困らないように、町にはあのマクドナルドはもちろん、サブウェイやスターバックス、なんとセブンイレブンにハーゲンダッツまであるんです。もうセブンイレブンなんて1年半ぶり!
いままで僕は方々で『リゾート好き』をアピールしてきました。そんな僕がカリブ海リゾートに抱いていた期待はかなり大きかったのです。そんな本物のリゾートを体験した私、感想はといいますと、
「もう、いいや。」
だってどんなに海が綺麗でも、透き通るようでも、イモ洗いビーチでひとりは寂しすぎます。ひと夏のアバンチュールを期待してかわいい水着も買いに行ったけど、どこの店に行っても『あなたのサイズはないわ』と言われて撤収。おいおい、ウエスト28インチって別に普通だろ??最低サイズが34インチからって、どんなデブ王国だ!納得できません!!
まぁそれでも海は俺を裏切らないさ、っとカリブ海で最も有名なコスメル島でダイビングをしてきたのだけど、、、あれっ、こんなもんなの?確かに透明度はすごくて50m超まで見えるという奇跡の透明度を誇る海なんだけどなんか面白くない。コーラルが古いから?固有種が地味だから?サメがナマズみたいな顔をしてるから?イルカが訓練されていて人間を乗せて泳ぐから?確かに色々綺麗なんだけど俺を興奮させる何かが足りない...。なんだ?なんだ?期待していたトップレスの女がひとりもいないからか?やっぱアバンチュールか?
まぁそれでもどうせ逃げ場はないし、ガンジャ吸いながらビーチでのんびりしてるのは悪くない。そんな思いでコスメルで少しのんびりして船着場の町まで帰ってきたら怪しい男が「面白いダイビングがあるぞ」と囁く。今の俺にとって「深田恭子が隣のビーチで女子騎馬戦してるぞ。ポロリもあるよ」と囁かれるくらい効果的なその一言。
翌朝、ダイブセンターへ行くとこのエリアにしては妙にしっかりした機材が用意されている。ダブルタンクに5mmのフルスーツ、懐中電灯にダイバーズナイフ。そして車に乗せられる。目の前はもう海だというのに。
大体この辺の海はどういうわけか通常で水温が28℃、下手したら30℃を越えてしまう海なのだ。だから裸で潜れる。ウエットスーツもブーツもいらないから機材は最小限。ウエイトもほとんど要らない。そんな海なのにこの重装備は...は!もしかして海ではないのか??
連れて行かれたのはセノーテ[Cenote]と言われる地底湖。ユカタン半島には川がなく、地面にしみこんだ雨は石灰層で濾過されて地下水脈に流れ込む。その地下水脈でダイビングを行おうと言うのだから発想が凄い。
当然地下水脈だから地上からチャポンとエントリーは出来ない、地上にポッカリ空いた穴から4mくらい下の地底湖に完全装備でダイビングだ。正直、"帰りはどうするの?"という疑問が頭から離れなかった。
このセノーテダイビングは本当に素晴らしい。コスメル島の海も世界最高ランクの透明度50mだったけど、ここはまさに水が存在するのを忘れてしまうくらいの透明度。ガイドに言わせるとここの透明度はクリスタルクリアーというのだそうだ。そして洞窟内には壁も天井もすべてが鍾乳石。この特殊環境の中では木すら化石となってしまっている。
言うならば、風の谷のナウシカで腐海の奥底に存在していた清浄の大地のようだ。土や木は地上の毒素を取り込んで化石となって砂になる。そして白き清浄の大地が永遠に続いている。素晴らしい!
写真は撮れなかったので某所から拝借しました
もちろんこのダイビングは洞窟ダイブに分類されるし、砂を巻き上げること、鍾乳石など、いかなる場所に触れることもご法度。そして真っ暗の中、直径50cmの穴くぐりも連発するので、ある程度経験があり、精神的に安定したダイバーにしかお勧めできません。事実、このセノーテダイブではもう300人以上のダイバーが死んでいるわけだし。
でも素晴らしいダイブが出来ると本当に幸せだ。
その満足感はボーナス査定がうまくいった満足感とも、恋人とまったり過ごす満足感とも違う。カラダの真ん中あたりから染み出す満足感と心地よい疲労感に包まれながら、今日も僕はエアコンのない安宿で深夜2時なのに30℃という気温と戦いながら、寝る。
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旅の終わりと...
http://waruwagon.exblog.jp/9316163/
2008-07-28T15:59:00+09:00
2008-07-29T04:01:07+09:00
2008-07-28T15:59:40+09:00
waruwagon
49.メキシコ
僕は学生時代からバックパッカーでした。
アジアに行きたい、と思って旅を始めたのが二十歳の時でした。
どこかに行くたびに、更に行きたい場所が増え、遂にこの世界一周の旅に出ることにしました。
アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、南極、南米…
全てを見尽くしてやろうと思って旅立ちましたが、旅を続ければ続けるほど、旅人とふれあうたびに行きたい場所は二次関数的に増えていくのでした。
でもガラパゴス諸島で『人生史上最高に幸せな2週間』を過ごすことができて、僕はこの旅に終止符を打つことを決めました。
いままで応援下さった皆様、本当にありがとうございました。
皆様の応援にささえられ、ここまで旅をすることができました。
『世界一周、必死で世界中の見たいものを見に行くぞ!の旅』はこれにて終了です。
そして僕は、
いま、
どこにいるかと、い、う、と、
カリブ海に居ます。
メキシコのスーパーリゾート『カンクン』に滞在しています。
てへっ (#^.^#)
という訳で、ここからは世界中の海でリゾートしちゃって潜りまくっちゃうぞ!の旅にテーマを変更しました。今後僕は、『後はゆるり、世界的に有名なダイビングスポットだけを周る旅』をテーマに思いっきり遊んじゃおうと考えています。
日本に帰ると勘違いしていた皆様、もうちょっと待っててね!
でも、おれ、一言でもそんなこと言ったか?
まぁ、新しい門出ってことでヨロシクね!]]>
今日、僕は旅のゴールを見つけた。
http://waruwagon.exblog.jp/9276545/
2008-07-23T05:21:00+09:00
2008-07-26T00:06:38+09:00
2008-07-23T05:11:38+09:00
waruwagon
48.エクアドル
担当のベジェスさんは、僕のためにここ数日、安いチケットを探してくれていた。
それどころかスペイン語が出来ない僕のためにお昼休みに美容院までついてきてくれる心優しい女性だ。
「いい空席があったの、今夜発だけど大丈夫?」
もちろん!そう答えて手にしたチケットはすべて行程がビジネスクラスのチケットだった。
「知ってる?あなたはとってもラッキーな人なのよ」
知ってる。
これまで数え切れないラッキーに支えられて僕は旅をしてきた。
でもこれはただのラッキーなはずはないよ。国際線にぽっかり空きが出来ることはあっても、国内線までエコノミーが空いていない訳はないのだから。
彼女から、旅のゴールと決めたエクアドルという国からもらった最後のプレゼントに、僕は心がいっぱいになった。
僕のパスポートを見て、彼女は「ずいぶん長い旅をしてきたのね」と言った。
うん、もうすぐ2年になる。長い旅だったよ、そう僕は答えた。
そして僕の写真を見て、「全然顔が違うじゃないの!」と笑った。
うん、髪型が違うからずいぶん印象が違うよね、と言いかけた僕に彼女が言った。
「今の方がずっと素敵よ。とっても優しい表情をしてるもの」
気付けば僕は、旅行会社のカウンターで泣いていた。
涙がボロボロ流れてきた。
優しい表情...旅立つ前の僕には絶対に言われない言葉だった。
優しい人間になりたいなんて意識したこともなかった。
それなのに今、そうなれたことが心底嬉しい。
でもそれはきっと、あなたのような人に、世界中で優しくしてしてもらったからだよ。
今日、僕は旅のゴールを見つけた。
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トゥルーチャの休日
http://waruwagon.exblog.jp/9244040/
2008-07-18T10:54:00+09:00
2008-07-18T12:42:33+09:00
2008-07-18T10:55:22+09:00
waruwagon
48.エクアドル
トゥルです。
今日はおとうさんにスノーケルツアーにつれていってもらいました。
トゥルは海がだぁいすき。
ガラパゴスではスノーケリングツアーが半日で50ドルするらしく、おとうさんは「納得できねぇよ!」ってなげいていました。トゥルは可愛いからタダでいいそうです。いぇーい!
スノーケリングしてると、なんか見なれない怪獣がコケを食べてました。お父さんに聞くと、それは海イグアナっていうんだそうです。60cmくらいのイグアナが水中でご飯を食べててびっくりしました!おとうさんはメチャメチャ興奮してました。もう、大人気ないなぁ。
このバケモノが水中で食事してます
そのあとはアシカさんたちが遊びにきました。なかには5mくらいのアシカさんもいておとうさんにアレなぁに?って聞いたら「わからん。というか自分の目が信じられん」といってました。たよりにならないなぁ。
ほんとうにガラパゴスの動物たちには警戒心というものがなくって触れちゃう距離まで近づいてあそんでくれます。トゥル大興奮!でもガラパゴスの規則でさわっちゃダメなんだそうです。あれっ、おとうさんさわってなかった?そういえばゾウガメにも…あれっ、トゥルのかんちがいかな?…かんちがいみたいです。おとうさんにいま殴られました。ぐすん。トゥルいたい。
トゥルふてねー
2本目のスノーケリングに向かう途中、おとうさんが「ドゥオルフィンだー!!!」って叫びました。トゥルお昼寝から目覚めて見てみるとボートの回りはイルカさんだらけ!!100匹は余裕でいるドルフィンの群れがボートの周りを飛び跳ねています。もー、トゥルびっくり!!お父さんはフィンをつかんで「今潜っちゃダメなのか!?」って真剣に船長さんと交渉してました。おとうさん、エンジン全開の外洋ですよ。さすがに行方不明になるでしょ?
イルカいるかな?うじゃうじゃイルカな?
2本目はKicker Rockっていうこの辺で有名なポイントなんだそうです。せんちょうさんがおしえてくれました。入るとすぐにおとうさんが『ハンマーだぁ!ハンマーがいる!!なぜだ!!』って叫びました。おとうさん興奮しすぎるとはやじにするよ。そのあとも14匹のイーグルレイの群れやウミガメさんにもいっぱい会えました。ガラパゴスシャークっていうサメも数え切れないくらいいました。トゥルはちっちゃいから「いつぞ食べられるんじゃないか??」としんぱいでした。おとうさんにそのことを話すと「サメに食べられるなんて光栄じゃないか。羨ましいなぁトゥル」といってサメを追いかけて15mくらい素潜りしてました。おとうさん…。おとうさん?
おとうさんは『スノーケリングでこんなに見れるなんて納得できない。ダイバーの立場がない。日本のダイバーだったら100本潜ったってこんな海には逢えん。ガラパゴス納得できん!』と怒ってましたが、おとうさんの顔はずっとニヤケっぱなしでした。もぅ、しまりがないなぁ。
そのあとはきれいなビーチで1時間ほどおやすみ。トゥルはウミガメがとくに好きなのでその話をおとうさんにしてると、おとうさんがウミガメを作ってくれました。わーい。浦島トゥル!
おとうさん、よく見たらこれはゾウガメさんでは?というか器用!
そのあとも砂にお絵かきしたりして遊びました。鳥さんもいっぱいいて、トゥルは青い足の鳥が大好きです。トゥルは黄色いからキレンジャー。青いのはアオレンジャーです。いっしょにレンジャーごっこをしました。ぶちかましてやりました。
最後におとうさんはキャプテンとガイドにチップをはずんでました。あれっ50ドルは納得できないんじゃなかったの?
おとうさんは海にいるときの顔がいちばんイキイキしてます。
トゥル、だいすき。
おとうさん決めたよ。
ぼく、おおきくなったらせんちょうさんになる。
そしたらおとうさんを好きなだけダイビングにつれて行ってあげるからね。
キャプテン☆トゥルーチャ
いまはまだ、せんちょうさんみならいです]]>
世界最強の海で、俺、死んでもいいッス PartⅡ
http://waruwagon.exblog.jp/9209669/
2008-07-12T13:08:00+09:00
2008-07-12T13:11:59+09:00
2008-07-12T13:08:52+09:00
waruwagon
48.エクアドル
アフリカのモザンビーク、ダイバーの終着駅"トーフ"
命懸けでたどり着いたあの海に、僕は世界最強の海という称号を与えました。
あの海に匹敵する場所は、もうないだろう、と。
ガラパゴスにありました。
あのトーフに匹敵する海が。
何万匹というバラクーダの渦の中心にエントリー。
強烈なカレントに押し流されながらアシカと遊んでいると上方にはマンタレイが優雅に舞う。
ホワイトチップシャークの集団の背後には海亀のファミリーがのんびりと泳ぎ、岩にしがみ付きながら眺めていると、ハンマーヘッドシャークの群れが1mの距離まで近づいてくる。
涙を流さずにはいられないようなダイブを終え、港へ帰るとペンギンが漁をしている。思わずマスクとスノーケルを掴み海に飛び込み一緒に泳ぐ。
世界にはまだまだ素晴らしい海があるのだと知りました。
俺、いま世界一の幸せ者です。
マンタレイは世界一優雅な爆撃機のようです
ホワイトチップシャーク
アシカと遊べるのはガラパゴスとプエルトマドリンだけ!
海亀も「もう飽きた」ってくらいうじゃうじゃ…
ハンマーヘッドシャークのシルエットの美しさといったら…
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ムツゴロウさんに失礼だ。
http://waruwagon.exblog.jp/9185755/
2008-07-08T04:36:00+09:00
2008-07-08T04:32:27+09:00
2008-07-08T04:27:04+09:00
waruwagon
48.エクアドル
ども!
ガラパゴス諸島に到着しました。ガラパゴス行きの航空券は超ハイシーズンで、航空会社によっては8月までFULL!なんて言われたのですが、気合と根性(と早起き)でなんとか2日で飛んでくることが出来ました。
で、ガラパゴス諸島なんですが…
すごい。
もう、動物が見れてとかそういうレベルじゃない。
陸にはイグアナいっぱい。
海にはハンマーヘッドシャークがウヨウヨ。
そしてジャングルには絶滅の危機で自然の状態ではほぼ見られないとガイドブックに書いてあるゾウガメがうじゃうじゃいます!
すごい!本当に凄い!!
自分、この島民になりたいっす!!
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赤道を超え北半球へ んでちょっと戻ってガラパゴスへ
http://waruwagon.exblog.jp/9151684/
2008-07-02T14:11:40+09:00
2008-07-02T14:12:02+09:00
2008-07-02T14:12:02+09:00
waruwagon
48.エクアドル
赤道にて!あっちが北半球、こっちが南半球?
どもども。
赤道直下のエクアドルの首都キトっていう街にいます。
エクアドルという国自体には、なーんの興味もないのですが、エクアドル領にはゾウガメや海イグアナで有名なガラパゴス諸島があり、動物大好きっ子の僕としてはやっぱり外せない島ということで2泊3日というウンザリするようなバスに乗りエクアドルへやってきました。
ガラパゴスはいまハイシーズンらしく、飛行機は半月後までFULL!
でも首絞め強盗のメッカと呼ばれるこの街で半月待つのはイヤなので、明日から空港でキャンセル待ちして頑張ってガラパゴスに飛んじゃおうと思っています。
という訳で、またしばらくは更新しませんが、ガラパゴス島は超有名なダイビングスポットがいくつかあって、ハンマーヘッドシャークの大群と一緒に潜れるらしいので、ちょっと期待していて下さいね。]]>
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