by waruwagon プロフィール
Taku 29歳 独身 ドS
僕はきっと、世界一幸せななニートだと思います。 2006年10月より550日間世界一周旅行中。アジアもヨーロッパも中東もアフリカも南米も南極も中米もカリブ海もとっても思い出深いです。 ちょっと「わるのり」で地球2周目の冒険へと出発しましたが、遂に日本に帰国することに致しました。 まもなくわるのり最終回。 いままで、応援ありがとうございました! **************** 現在お嫁さんを募集中! ・日本語が話せる健康な方を募集しています ・未経験者優遇 ・経験者歓迎 ・楽しい職場です ・日本食が作れると素敵 (仕事の性質上、今回は女性のみの募集となります) **************** ※定員に達しましたので募集を終了します。欠員が発生した場合、再度募集を開始いたします。 お嫁さん応募、他応援メッセージなどメールいただけると飛んで喜びます。 warunori@gmail.com **************** カテゴリ
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見たこともない 空の色 見たこともない 海の色 見たこともない 野を越えて 見たこともない 人に会う 急いで道を 行く人もあり 泣き泣き道を 行く人も 忘れないよ 遠く離れても 短い日々も 浅い縁も 忘れないで 私のことより 貴方の笑顔を忘れないで 見たこともない 月の下 見たこともない 枝の下 見たこともない 軒の木下 見たこともない 酒を酌む 人間好きになりたいために 旅を続けてゆくのでしょう 一期一会の儚さ辛さ 人恋しさを募らせる 忘れないよ 遠く離れても 短い日々も 浅い縁も 忘れないで 私のことより 貴方の笑顔を忘れないで 中島みゆき ペルーの首都リマからバスで22時間、更にバイクタクシーで20分、そこからボートで1時間。シピボ族が住むサンフランシスコ村はまるで人目を避けるようにジャングルの中に埋もれて存在している。 僕がこの村を訪れた当初の目的はシャーマンの儀式を受けるためだったが、こののんびりとした、自然と共に暮らす人々とのジャングルでの暮らしは、蚊の襲撃は半端ではなかったが、都会では得られないものがたくさん得られた。 村に宿はないのでシピボ族のテレサさんの家にご厄介になった。テレサの孫のミレーナにはシピ語を教えてもらったり村の案内をしてもらったり、母犬に育児放棄されたノミだらけ子犬を拾ってきてネグロという名前をつけて一緒に育てたりもした。 シャーマンの儀式は一晩がかりである。ジャングルで採れるアヤマスカという木のツルを24時間以上煮出し、それに各種の薬草を加えたものを飲む。約一時間くらい経つとシャーマンはシピボ族伝統の歌を歌い始める。蚊帳の中に横たわりながらそれを聞いていると意識が混沌としてくる。どこまでが意識の影響でどこまでが現実なのかの境界線が甘くなる。目を閉じると幻覚作用のひとつであるビジョンが浮かび上がる。そして朝を迎える。 蚊に刺された痕が全身に広がり、部屋で昼寝するタランチュラの存在にも慣れた頃、一通のメールで我に返る。一緒にパキスタン、中東、東ヨーロッパを旅した"いぐち夫妻"がリマに到着したと言うメールだった。彼らは南北アメリカを南下するルート、僕は北上するルートをとっていたので交差するのはたったの1回。このチャンスを逃すと旅行中に会うことはできない。いつまで滞在しているかは分からなかったが、きっと会えるという確信のもと、改めて24時間以上掛けてリマに戻った。リマの定宿にチェックインしたらたまたまいぐち夫妻も同宿に泊まっていて、クロアチア以来、約1年ぶりの再会を無事果たすことが出来た。 そして僕は今日、長く親しんだペルーを離れエクアドルへと向かう。ペルーは本当に楽しくて、治安も良好で警官も真面目で、食事も美味しく素晴らしい国だった。 きっとまた、来よう。
by waruwagon
| 2008-06-28 03:36
| 47.ペルー
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