by waruwagon プロフィール
Taku 29歳 独身 ドS
僕はきっと、世界一幸せななニートだと思います。 2006年10月より550日間世界一周旅行中。アジアもヨーロッパも中東もアフリカも南米も南極も中米もカリブ海もとっても思い出深いです。 ちょっと「わるのり」で地球2周目の冒険へと出発しましたが、遂に日本に帰国することに致しました。 まもなくわるのり最終回。 いままで、応援ありがとうございました! **************** 現在お嫁さんを募集中! ・日本語が話せる健康な方を募集しています ・未経験者優遇 ・経験者歓迎 ・楽しい職場です ・日本食が作れると素敵 (仕事の性質上、今回は女性のみの募集となります) **************** ※定員に達しましたので募集を終了します。欠員が発生した場合、再度募集を開始いたします。 お嫁さん応募、他応援メッセージなどメールいただけると飛んで喜びます。 warunori@gmail.com **************** カテゴリ
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やっと本題の南極クルーズのご報告が出来ます。 果たしてこの南極クルーズに乗り込むにはそれはそれは大変な苦労がありました。アメリカのクルーズ会社と何度もの電話交渉、時には日本の代理店にまで電話をし必要なドキュメントを...という苦労話をここでしても仕方ない。とにかく苦労は報われ、クルーズのシェアメイトと共に2月19日、魅惑の豪華客船"Star Princess"に乗り込むことが出来たのである。 この16泊17日間の南極クルーズはフォークランド諸島を経て南極大陸を縫うようにクルーズする客船で、その設備は驚かざるを得ないものでした。 まず船自体が17階建て、2500人の乗客と1000人のスタッフがのびのび快適に過ごせるという代物なのだ。ちなみに有名なクイーンエリザベス2世号は1800人、日本が誇る豪華客船「飛鳥Ⅱ」は800人乗りなので、この船の巨大さは察するに容易かろう。ちなみにあのタイタニックの大きさはこのスタープリンセスの半分である。 乗り込んでまず驚くのは3層ぶち抜きの吹き抜けのロビー。船内はすべてが大理石かふかふかの絨毯である。船内の設備はプールが4つ、ジャグジー12個、カジノにスポーツジム、テニスコート、卓球場やパターゴルフ場、エステ、美容院、サウナ、800人収容の多目的シアター、ラウンジやバーなどは数えられないほどある。そしてシアターやライブハウスではオーケストラやミュージカル、コメディーやマジックショーまで毎晩様々なイベントが無料で開かれるのである。とにかく客を飽きさせない工夫が随所に見受けられる。 食事は昼、夜にフルコースを食べさせるメインダイニングが3箇所、24時間いつでも何十種類と食べられるビッフェが2箇所、そしてルームサービスまでがすべて無料なのである。これはすごい、そして美味い! メインダイニングでは毎晩"イタリアンフェアー"とか"アジアンフェアー"とか趣向にとんだメニューでもてなしてくれるので飽きも来ない。その上メインディッシュは6種類から選べて、食べたければ6皿全部食べても良いのである。 そんな訳で毎日徹底的に美味いものを詰め込まれ「お腹が空いた...」という言葉を一度たりとも使うことはなかった17日間だったのである。 恐るべし豪華客船。毎日地を這い、残飯を漁るような生活をしてきた我々バックパッカーにとってこの生活は完全に別世界。さすがアメリカのリタイヤ組が主客層の高級クルーズ船だと思い知らされたのである。 朝食が部屋に運ばれる音で目覚め、船内を散歩、今日のイベントをチェックしてジムで1時間ほど汗を流す。 昼食を食べたら仲間と卓球やテニスをして楽しみ、アフタヌーンティーにスコーンやサンドウィッチを戴く。 その後プールでひと泳ぎし、ジャグジーで暖まったらサウナで一日の疲れを癒し、フォーマルに着替えて友人をエスコートしてディナー会場へと向かう。楽しいディナーが終わったら劇場へ向かう、今日はミュージカルだ。ディナーが終わってからビッフェで仲間達と談笑してから部屋に帰ると枕元には新鮮なフルーツとチョコレート。さっとシャワーを浴びバスローブに着替えて眠りに付く。 そんな映画のようなおバカな生活が本当に17日間続いたのである。うん、太るわけだ。 そして何より凄いのはこのクルーズのお値段! 乗船代、食費、港湾使用料、税金、燃料サーチャージなどすべて込み込みで... なんと15万4000円なのである。 もちろん定価は50万~200万円くらいでだいたい80万円くらいみんな払ってるようだが、やりようによっては15万円で乗船できるのである。同じモノを買うなら安いに越したことはない。 これからは俺のことを「お買物上手バックパッカー」と呼んでくれ! そしてこんな素晴らしい船で向かうは南極!夢の第六大陸である。これ以上なにを望もう? そんな訳で2490人のセレブと8人の日本人バックパッカーを乗せた超豪華客船は南極へと向ったのである。
by waruwagon
| 2008-03-20 09:31
| 38.南極クルーズ
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